墓石を建てる

お墓には「死者を供養し祀る」という意義と「この世に残された人の心の拠り所」としての意義があります。お墓は代々受け継がれていくものです。親を思い自分たちの生活の歴史を子供達に伝えていく場所として、納得のいくお墓を建てたいものです。

お墓を建てるには、墓地の永代使用料、年間管理料、墓石代、工事費などがかかります。

1.墓地を選ぶ

運営母体によって、寺院墓地、公営墓地、民営墓地の3種に分けることができます。

墓地を購入するということは、実際にその土地が自分のものになるわけではなく、半永久的に借りて使用権を得ることです。墓地を決めたら管理者に購入を申し込みます。その際、永代使用料と管理料を支払って、使用承諾証を受け取ります。
詳しくは霊園についてのページをご覧ください。

墓地がまだ決まっていない場合はご相談ください。
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2.墓石を選ぶ(石、デザイン、彫字)

石材の質と大きさで墓石代は大きく変わってきます。

現在は御影石(花崗岩)が主に使われています。ポイントは石の硬度と吸水率です。
硬度が高い石は水を吸うことが少なく、ひび割れたり変色したりする危険性が低くなります。また、硬いほど研磨した時にツヤが出るといわれており、花崗岩が適しています。

墓石の種類へ

各展示場に多数の墓石を展示しています。色・模様は種類によって様々です。長岡石材センターでは、国産の墓石を主に扱っております。やはり、その土地の気候や風土に合った石をお勧めしたい、という信念があるからです。
実際に「見て」「触って」ください。ご要望をお聞きしながら最適な墓石をお勧めいたします。

本社(ながおか墓石館・天花の仏壇館)

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お墓のデザイン

伝統的な和型、最近建てる方が多い洋型、個性豊かなデザイン墓石などがあります。カロート(遺骨を埋蔵する場所で最も大切な部分)の構造を確認しましょう。最近増えているガーデンタイプの霊園では洋型墓石が多いようです。

都市部では洋型の人気が高いようですが、地方によって和型の人気が根強いところもあります。

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3.製作

原石の切削は大口径切削機などの設備を持つ新産工場で行います。
原石は、加工しやすいように大割・中割・小割と、3段階の工程で切断していきます。

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磨き、細かい加工、彫字は柿工場で当社職人が責任を持って行っています。
研磨・・石の表面を磨きます。荒研・中研・本研と3段階の工程を、8種類ほどの砥石を使って、ツルツルに磨いていきます。
彫字・・墓石に刻む文字や模様を彫ります。

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4.施工

できあがったお墓を墓地に運び、正しく設置します。

自社加工ですから建立後のメンテナンスもお任せください。

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