柿工場 ー 研磨・仕上げ・彫字

修復

熟練と若手の競合。技術は伝承されていきます。

手磨き

機械化できないところは手で丹念に仕上げていきます。

手動研磨

香箱やスリン、花立や香炉、あるいはR面などの複雑な部分はやはり手磨きになります。

薬品のツヤではなく砥石のツヤを出して仕上げます。
石質の目が細かく硬いほど、滑らかでピカピカに仕上がります。またツヤが出ることで長期にわたって耐久性も増します。

全自動研磨

切削を終えた各部材は研磨作業の工程に入ります。この粗磨きから最終的な本磨き(ツヤ出し)を柿工場で行います。

自動研磨機はコンピューター制御で研磨されるため、手動研磨に比べて全面均一な精度の高い平面を得ることができます。

研磨工程にはダイヤモンド研磨盤が用いられます。研磨盤は、粗目から順に加工し、最終仕上げの鏡面加工まで8〜9工程ほどで仕上げます。

彫字

コンピュータ制御と手作業の職人技

彫字の様子

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